ごまめの歯ぎしり
前回「日本語能力チェック! 」 で、中国人向けの日本に関するテストの話を職場でもしていたら、結構盛り上がった。
栃木県の県庁所在地が意外に出てこない。答えは宇都宮市。栃木県に「栃木市」もあるので間違えやすい。ちなみに群馬県は前橋市、茨城県は水戸市。その他県名と同一名でない県は、
北海道 → 札幌市
岩手県 → 盛岡市
宮城県 → 仙台市
石川県 → 金沢市
神奈川県 → 横浜市
山梨県 → 甲府市
愛知県 → 名古屋市
三重県 → 津市
滋賀県 → 大津市
兵庫県 → 神戸市
島根県 → 松江市
香川県 → 高松市
愛媛県 → 松山市
沖縄県 → 那覇市
以外に多いね。
北アルプスは何山脈? 中学時代や高校時代の教科書を思い出そうとするが、これもまたなかなか出てこない。
正解は飛騨山脈。
ちなみに、中央アルプスは木曽山脈で南アルプスが赤石山脈。
職場で誰も正解者がいなかったのが初代遣唐使の名前。みんな「小野妹子」と答えた。これは遣隋使であって遣唐使ではない。
これを一度も日本に来たことのない中国人が正確に解答するなど、まさに驚き。
実は私も知らなかったが「犬上御田鍬(いぬかみのみたすき)」という人物。630年(舒明天皇2年) の事とか。
ちなみに唐の衰えもあり、多額の出費をして遣唐使を出す必要はないと遣唐使の廃止を進言したのは菅原道真とか。894年(寛平6年)の事。ーー知らなかった!。
ここで面白い記事を見つけた。遣唐使の阿倍仲麻呂と同期の「葛(?)井真成」という日本人留学生の墓碑が、2004年に西安で発見されたという。
日本語と言えば、正月明け職場に初出勤した折、お節会料理が話題になった。その中の「ごまめ」に話が及んだ。「ごまめって何??」と殆どの人から言われた。「”ごまめの歯ぎしり”ということわざでも有名な”ごまめ”よ。」と言うと、「そんなことわざ知らない。」と言う。国語辞書を取り出し「ほら、辞書にもちゃんと載っているわよ。」と指し示しても「そんなことわざ聞いたこともない。」と周囲から言われビックリしたことがある。私が今住んでいる関東では「ごまめ」と言わず「たづくり」と言うとのこと。
そう言えば昔、大晦日に正月料理の材料を買いに出かけた時、袋に「田作り」と書いてあるのを、私が「ごまめ」と言うと、送りがなの「り」はどうするんだ、どう読むのだと子供達が大騒ぎしたことがある。
私は関西出身なので送りがなの「り」が付いていようがいまいが「ごまめ」は「ごまめ」としか言えないのですがーー。
職場での話の続きに「じゃあ、ちなみに、お正月料理に関係することわざに、”あつものに懲りてなますをふく”って知ってる?」と聞くと、知っていたのは8人中一人。これも国語辞書にはちゃんと載っている。私も偉そうなことは言えないけれど、日本語能力って、日本人でもそんなものかと、ちょっと首をかしげてしまった。

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