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2006年5月14日 (日)

横浜書人会展

スペイン旅行でご一緒した方の中に、書道の先生がいらっしゃった。
私も書を習っており、興味があるというと、「横浜書人会展」の案内状を送ってくださった。
平日は行けないので今日最終日に行った。

2_5← その方からメールであらかじめ解説書を送付して頂いていたので非常に助かった。

侍宴安楽公主新宅応制(沈線期)
皇家貴主好神仙別業初開雲漢邊
山出盡如鳴鳳嶺池成不譲飲龍泉
粧楼翆幌教春住舞閣金鋪借日懸
敬従乗輿来此地稱觴獻壽楽鈞天


読み
皇家の貴主神仙を好む。別業初めて開く雲漢の邊。
山出でて盡く鳴鳳の峰の如く、池成りて飲龍の河に譲らず。
粧楼翆幌春をして住らしめ、舞閣金鋪日を借りて懸く。
乗輿に敬従してこの地に来たり、觴を稱げ壽を獻じて鈞天を楽しむ。
題意
皇家の貴い姫宮安楽公主は、人間を離れた神仙の道を好まれるによって、天の河の辺りのような至極閑静な仙境を卜して始めて別荘を開き建てられた。さてその庭園はきわめて広く、築山の聳えて出ているのは、すべて鳴鳳峰に似ている。 また新たにうがって出来た定昆池は、かって黒龍が出て水を飲んだという渭水にも劣らない程の大きな池である。さて御殿を見れば公主の化粧をなさる高殿は翡翠で飾った見事な帷をたれて常住不断陽気であって何時も春を留めている心地がする。また舞をまひ歌をうたふ高殿の扉の円形の金具は日の光を借りて高くキラキラと輝いて懸かっている。その華麗な様は実に名状することが出来ない。今日我は敬んで天子のお供をして、この別荘に来て公主が天子に杯を捧げて限りない寿を献じ、人間ではとても聞くことの出来ない天上の仙樂を聞いて楽しむことが出来たのは、幸いに太平の御世に生まれたお蔭で誠にありがたい幸せである。

そうした中で、思わずワーッ!となった物がある。
私の感性に響いたというのか、私の好みにぴったり符合したというか、思わずゾクッとしてしまった。
1_8写真ではなかなかそのゾクッとした感じが出ないが、それまでゆっくり他の作品を見ていた私は、「今日はこの作品に出会えてよかった!来た甲斐があった! 良い物を見せて貰った!」とこの作品の前にしばらくたたずんでしまった。
その後、他の作品をまたゆっくりと見て回ったが、「後の作品は、今日はもういいや。」という気分にさせられてしまった。
芸術作品とはそんな物なのだろうなー。自分の「好み」「感性」と合うかどうかという事があるんだろうなあー。

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コメント

 遠路横浜まで足を運んでいただきありがとうございました。横浜書人会展で貴女が感動した作品は、会長佐藤琴水先生の作品で,篆刻を専門にやっておられる方で,墨泉社,謹慎書道会など幅広く活躍されております。
 ブログを始めて拝見、貴女の見識の広さと、旅行のコメントの具体的な記述に敬服しました。
 後はメールで連絡いたします。
ありがとうございました。

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